2015年12月19日土曜日

ジーズアカデミーにおける行事、コミュニティへの感謝。

ジーズアカデミーは0からエンジニアを養成する学校である。
初心者であろうとも、プログラミングに向き合い、苦労して課題をこなしながら、少しずつソフトウェア開発の方法を習得していく。

僕も1期生として今年4月に入学した。
プログラミングはほぼ初心者レベルから、なんとか半年の受講期間を終えて、10月末の卒業までたどり着いた。

しかし、本当に通学してプログラミングは学ぶものなのだろうか?

今日では実に多くの「プログラミング学習」ができる、オンラインの独習用Webサービスや、チャットで講師が指導してくれるサービスが存在する。
そっちの方が安いし(タダのサービスもいっぱいある)、通学時間もいらないし、いいことづくめではないかと思われる方もいるかもしれない。

だがオンラインで完結する教育サービスでは決して提供できないものがある。
それは「学校行事」である。

学校行事。僕のような30代にとっては、もはやなんと懐かしい言葉か。
入学式に始まり、運動会、授業参観、遠足、いろいろあって最後に卒業式がある。

学校であるジーズアカデミー、さまざまな行事があるのだ。
事務局で開催してくれる公式行事は。
入学試験、入学式、特別授業、補習、いろいろなハッカソン、そしてグローバル・ギーク・オーディション、卒業式。
…などなど。

また、受講生が自主的に企画するイベントも数々ある。
コワーキングスペースを借りての補習会や、課題進捗報告会。
そして、G’s Partyという受講生のみならず、事務局の方や先生方、協力企業の方々と懇親するパーティも半年の間で2回実施した。

この行事というのが、人と人をつなぐ何よりの機会である。

プログラミング学習自体は、結局孤独に向き合うしかない。
全く理解不能な状況で、転んで立ってまた学ぶしかない。子供が自転車の乗り方を覚えるかのごとくに。

だが、それはすべて1人で背負い込まないとダメ、という意味ではない。むしろ全く逆で、そんな意識でいたらほとんどの人は挫折してしまうだろう。
僕も、プログラミングが難しくて何度放り投げようと思ったことか。

でもなぜ諦めなかったかというと、それは人のつながり、コミュニティの力のおかげだった。
そして、そのつながりはどこで生まれたのかというと、僕の結論は、「行事」なのである。
行事で交わす言葉や、非言語のコミュニケーション、そしてそこに作りだされる共感が、コミュニティの本質を形成する。

行事は、必ず運営の人たちが、準備をして、参加者に対して何らかの体験をする場を設けてくれるものだ。
それは仕事かもしれないし、ボランティアかもしれない。
だがいずれにせよ、人に対するもてなしの精神の発露であり、参加するからには、そこに対して感謝の気持ちを持っていたいなと思う。

...そんなわけで何が言いたいかというと。

昨日、12/19(土)はジーズアカデミーの大忘年会が開かれた。
1〜3期生、そして講師、チューター、メンター、事務局の方、皆が参加して大いに盛り上がった。

集合写真はこちら↓。




















酒を飲み、苦労と夢を語りあう。
この繋がりは、オンラインでは得るのはなかなか難しいだろう。

コミュニティを支えてくれる方々へ。心からの感謝を。